不登校の子どもが危ない! STOP!「多様な教育機会確保法」

私たち「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク」は、不登校などの経験者と、親の立場の者の集まりです。「義務教育に相当する普通教育に関する多様な教育機会を確保するための法律案(通称:多様な教育機会確保法案)」についての情報共有と意見表明のために、このブログをひらきました。           

2015年10月

 先の国会での提出が断念された「多様な教育機会確保法案」(正式名称「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」)。立法チーム座長の馳浩議員が今回の内閣改造で文部科学大臣になり、次期国会以降での成立をめざしています。

 この法案は、「個別学習計画」などによって家庭を学校のようにし、不登校の子どもと親をますます追いつめるおそれがあります。また、義務教育の民営化などを招いて公教育に悪影響を与える、不登校・障がいなどマイノリティの立場にある子どもの排除につながるなど、問題点が山積しています。

 そこで、私たちネットワークでは、法案について批判的な検討を行いつつ、さまざまな立場からの懸念の声を聴くために、きたる11月2日に緊急フォーラムを開催します。
 フォーラムでは、教育法制・少年法に精通した弁護士と、行政学の第一人者が検証を行います。また、不登校を経験した当事者と各地の不登校を考える親の会の皆さんに、当事者と親の立場から今回の法案の危険性を語ってもらいます。参加者の皆さんとこの法案の問題点を共有し、法案阻止に向けて動いていきたいと思います。


STOP! 多様な教育機会確保法案
不登校の子どもの権利があぶない! 11.2緊急フォーラム


日時 2015年11月2日(月) 18時開場/18時半開会 21時30分閉会
会場 東京都渋谷区代々木神園町3-1
   国立オリンピック記念青少年総合センター  センター棟3階309室
   http://nyc.niye.go.jp/
※会場は「ワーカーズコレクティブ風車」の名でとってあります

参加費 500円  ☆不登校・ひきこもり当事者様は無料です!☆
定 員 160名 なるべくご予約下さい。当日参加もどうぞ。

参加お申し込み・お問い合わせ
★電話 090-6017-3400(下村)/090-2672-8435(伊藤)
イベント特設ホームページの申し込みメールフォーム〔→こちら〕からお申し込みください。
チラシPDFは→こちら(ダウンロード自由です)

☆当日はIWJ(岩上安身Indipendent Web Journal)によるウェブ中継も行われます。→ https://t.co/aneUKV3mnB 会場に来られない方はぜひこちらで!

話題提供者

 ―さまざまな立場からの検討や、懸念の声をとどけます。

【講師】
 石井小夜子(弁護士)
 金井利之 (東京大学法学部教授)

石井さんには法律の、金井さんには行政学の観点から、多様な教育機会確保法案について解説していただきます。

【リレートーク】
体験者の立場から
 宮川正文  橋本真希子 伊藤書佳 ほか
各地の親の会の立場から
 吾郷一二実(島根)  胡摩崎ゆう子(高知) ほか
不登校の経験者、また、全国各地の不登校の親の会やフリースクールなどの関係者がリレートークを行います。それぞれの経験に基づき、法案への疑問や反対の根拠を明確にして、問題意識を共有します。

【パネリスト】
 内田良子(カウンセラー/子ども相談室 モモの部屋/当ネットワーク共同代表)
 山下耕平(フリースクール・フォロ事務局長)
長年、不登校の子どもたちや親とともに歩んできたカウンセラーの内田さんと、フリースクールスタッフの山下さんにも、お話ししていただきます。

【コーディネーター】
 勝山実 (ひきこもり名人)
 伊藤書佳(不登校・ひきこもりについて考えるいけふくろうの会)

司会は、9・9大検討会から引き続いて、ひきこもり名人・勝山さんと、いけふくろうの会世話人・伊藤さんが務めます。

 また、法案への疑問・意見・反対など、会場のみなさまに発言していただく時間も設ける予定です。

 ─不登校を経験した方
 ─不登校の子どもたちを支える立場にいる方
 ─不登校のみならず、子ども・教育の全般にかかわる方
 ─不登校とはかかわりはないが、どんな法案なのか知りたい方
 ─この法案に問題や懸念、不安を感じている方
などなど、どなたもぜひご参加ください。
 みんなで、さまざまな角度からこの法案を検討し、問題点を共有して、私たちに何ができるのか、考えていきましょう。

【「反対要望」への賛同のお願い】
 当ネットワークでは、法案の国会上程に対する「反対要望」への賛同人を募っています。反対要望書は、関係する国会議員などに随時提出していきます。ご賛同・ご参加を、ぜひよろしくお願いいたします。
詳細は→こちら 賛同文に寄せられたお名前・コメントは→こちら(公開可とされた方のみ)


9月15日の議員連盟総会で決定稿として公開された、「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」の全文です。→横書きPDF版 →縦書き原文続きを読む

  「多様な教育機会確保法案」(略称)への反対要望提出について、現在複数の国会議員などに連絡をとり、面会を申し入れています。
 10月7日に、まず、神本美恵子参議院議員(民主党)を訪問しました。議員と秘書氏を合わせ90分ほどお時間をいただき、当ネットワーク4名で交渉しました。その概要をお知らせいたします。

【当ネットワークから】
 1.法案の白紙撤回、および、夜間中学に関する部分のみでの立法でのお願い。
 2.法案反対賛同者からの、「子どもの権利条約」の趣旨と「休む権利」を大切にしてほしい、などのご要望・ご意見を口頭で説明。
 3.この法案の問題点を、子どもたちの現状の観点、法的な観点の2点から説明。
 4. 馳浩文部科学大臣誕生に関連し、今後の議連の動きを質問。

【神本議員から】
 ・神本議員自身も「法案を憂慮している」「反対の趣旨を尊重したい」とのお話
 ・他の議員のご紹介
 をいただきました。また。臨時国会があるとしても、11月以降になるのではないか、とのことでした。

 当ネットワークではひきつづき、法案に対する反対要望へのご賛同を募っています(→詳細はこちら)。そして、要望書を各議員に提出し、各党の文教委員会及び議員連盟に反対の意思を伝え、みなさまのご要望・ご意見を届けていきます。
 法案が国会に提出されるまでは、まだまだ時間があります。各地の団体・個人のみなさま、ご賛同とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」(略称「多様な教育機会確保法案」)国会上程に対する反対要望の提出につきまして、多くのご賛同をいただきました。
 反対要望書と賛同書は、2015年12月21日に、超党派フリースクール等議員連盟立法チーム座長代理の笠浩史議員(民主党)に、議連立法チーム宛としてお渡ししました。

 ここに、当ブログでの公開可とされた方のお名前とコメントを紹介させていただきます(敬称略)。2015年12月21日確認分までで、賛同人総数は308(団体45/個人263となりました。

★以下が畳まれていたら、右の「続きを読む」をクリックしてください。
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 「多様な教育機会確保法案」(略称)反対要望への、「はさん」様からのご賛同のコメントをご紹介します。(反対要望へのご賛同人のコメントは→こちらのページで一覧にてご紹介しています。また、反対要望へのご賛同は→こちらのページで受け付けています。)続きを読む

 当ネットワークの共同代表である内田良子(子ども相談室「モモの部屋」)による、「多様な教育機会確保法案」、とくに第四章「個別学習計画」への異議申し立て書を公開いたします。(→資料つきPDF版
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 障害児・者、また困窮のため学習困難な子どもたちなどの支援活動を行っている「NPO法人いっぽ」の「いっぽ通信」に、9月9日の「9・9緊急大検討会」に参加しての所感が掲載されました。許可を得て、以下に転載させていただきます。
 今回の法案については、障害児・者を支援する団体・個人からも多くの懸念・反対の声が上がっています。
 この法案は、現在不登校の状態にある子どもたちだけでなく、障害児やいわゆる発達障害など弱い立場にある子どもたち、ひいてはすべての子どもたちに影響のある法案です。条文の内容だけで「賛成」「反対」と判断するのではなく、現在の社会状況や政府の方向性の全体、これまでの教育行政の経緯の全体をみて、そのなかで、この法案の成立がどのような事態につながりうるのかを多角的に考えていくことが、ほんとうに必要だと思います。続きを読む

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