急激に進行するグローバリゼーションの中で、多くの国民の暮らしにはかつてないひずみが重なり、困難が生み出されています。社会的に弱い立場にある子どもたちは、貧困、虐待、過度に競争的な教育、自己肯定感の低下など、より厳しい状況に取り巻かれています。 私たちには、これまでの議論の枠組み自体を仕切り直し、新たな社会展望を描くことが必要になっています。
とりわけ経済の効率・成長を優先する政策・制度改革の世界的動向にあって、社会はますます緊張を強めています。具体的には、家族、学校、企業、福祉など、あらゆる組織で資源や権 限、機会など、いかなる社会が公正なのかは論争的なテーマとなっています。そこで、私たちの学習会は、これら現実をじっくり構造的に把握することを目指します。
状況を課題整理し、すぐに制度・政策づくりに結ぶことは控え、これまでの社会や教育のあり様を問い直していこうと思います。
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教育と子どもと法(仮)
報告者 石井小夜子(弁護士)
11 月 10日(木) 参議院議員会館会議室 B102 17:30~
※参議院議員会館の玄関を入ったところで通行証をお渡しします。
主催/子ども・教育・文化を考える会
連絡先/ itou-ikefukurou@i.softbank.jp
090-2672-8435 (伊藤書佳)
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