不登校の子どもが危ない! STOP!「多様な教育機会確保法」

私たち「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク」は、不登校などの経験者と、親の立場の者の集まりです。「義務教育に相当する普通教育に関する多様な教育機会を確保するための法律案(通称:多様な教育機会確保法案)」についての情報共有と意見表明のために、このブログをひらきました。           

カテゴリ: お知らせ

請願の提出は国会の会期終了の1週間前までとされているため、11月19日で署名の募集を締め切っていましたが、
現在行われている臨時国会の会期が延長されたため、12月5日(必着)まで署名を受付ます。
お手元に署名を持っていらっしゃる方などおられましたら、ぜひお送りください。
署名用紙はこちらからダウンロード→印刷することもできます。
手書きで署名の上、当ネットワークまで郵送よろしくお願いいたします。
以下は呼びかけ文です(締め切りの日付は前回のままになっています)。
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「義務教育の段階における普通教育に相当する 教育の機会の確保等に関する法律案」について
「不登校対策」にかかわる部分の白紙撤回を求める請願に
        
ご協力をお願いいたします。

 

 

前国会に提出された「義務教育の段階における普通教育に相当する 教育の機会の確保等に関する法律案」は、5月31日「継続審議」となりました。法案に懸念・危機感を抱いた当事者・関係者の方々から、短期間で多数の署名、議員宛のFAX、国会前でのスタンディング行動にも参加していただいたことが、成立を防いだ大きな力となりました。声を寄せてくださった方々に、心からお礼を申し上げます。

 

当初、「義務教育の段階における普通教育に相当する〈多様な〉教育の機会に対する法律案」だった法案から〈多様な〉という文言が、法案名からも、条文の大部分からも削除されました。代わりに、「不登校児童生徒」は「相当の期間学校を欠席する児童生徒のうち、学校における集団の生活に関する心理的な負担その他の事由のために就学困難状況として文部科学大臣が定める状況にあると認められる者」、「学校」は「学校教育法第一条」校と定義され、「不登校児童生徒」に「(多様が欠落した)教育機会」を確保するための「関係者の密接な連携」、「措置」、「評価」、を示した「不登校対策法案」としての姿を現し、子どもたちを「定義」によって分別、分断する危険な性格も持ち始めました。

 

 

私たち大人は「子どもに良かれ」と思って様々な「対策」を講じることで、子どもを追い詰めてしまう経験を重ねてきました。不登校して辛い時期の子どもに必要なのは、「定義」や「教育機会」の提示ではありません。必要なのは、「学校に行かなくても生きていていいんだと感じられる環境」なのだと、この法案を読んだ不登校体験者の一人がいいました。「この法案は、自分を責めている時期の子どもにとって、凶器になる危険をはらんでいると思う。」とも。

長期の休み明けに、「学校から降りる」選択をすることができずに命を絶ってしまう子どもたちの存在が、また報道されています。「行くのが死ぬほどつらいなら、行かない。」「苦しかったら休む。」という選択がなぜこんなに難しくなってしまっているのでしょう。

 

 

「継続審議」となったこの法案は、現在開催中の臨時国会で11月始めに審議される可能性が高くなりました。私たちが集めてきた「不登校対策」に関わる部分の白紙撤回を求める請願には、1023日現在、全国各地から5,517の署名が寄せられ、皆さまの思いが伝わってきています。

国会の終盤に向けて更に呼びかけを広げたいと思います。署名の最終締め切りを1119日(必着)としました。お気持ちのある方の声を一筆でも多く寄せて下さるよう、改めてお願い申し上げます。

 

「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク」のブログhttp://ftk.blog.jp/に、法案提出までの経過や、各界の方の意見等を掲載しています。どうぞ、ご覧になって下さい。こちらも合わせて広めていただければ、幸いです。

 

 

不登校・引きこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク

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以下が請願書の見本です。

請願書最終

11月29日(火)に予定されていた参議院の文教科学委員会が急遽延期になりました。
  国会延長の影響と思われます。  臨時国会での法案阻止の最後の機会です。
 文教科学委員あてに法案反対のファックスやメールを引き続き、 お送りください。
  ファックスの場合A4で1枚くらいが適切のようです。どうぞよろしくお願いいたします。

送付先のリストです(先日UPしたものに訂正が加えられています)。

先の記事でお知らせしたとおり、教育機会確保法案はすでに衆議院を通過し、
29日に参議院文教科学委員会での審議が予定されています。

請願署名の提出はすでに締め切られており、できることは限られていますが、
参議院での審議までに文教科学委員へファックスで意見を届けることには効果があるそうです。

A41枚くらいで簡潔に、慎重審議を求めるなど、それぞれのご意見を届けていただけると幸いです。

こちらが送付先のリストです。


11・23

STOP! 教育機会確保法案

緊急大反対集会🐼

日時:11月23日(水曜日・祝日)13時30分~16時30分
場所:日本教育会館(最寄り駅:地下鉄神保町、竹橋、九段下)
http://www.jec.or.jp/koutuu/
参加費:500円(不登校・ひきこもり当事者無料)

国会の中の多数の人たちが11月中に成立させようとしている
「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(案)」。
 子どもを学校に行っている子と学校に行っていない子に分類し、
個人の状況や能力に応じて違う場所での教育機会を確保する。
それが不登校の子どもを救済して支援するためだというけれど、
人を分けることで差別が生まれるというのは、すでに歴史が証明してきた。
能力のあるなしで人の価値を測って、
教育を受けていないことが差別の対象とされる社会状況がすでにある。
この法律は、いま以上に社会を息苦しくする。

誰もが安心して居られる学校にすることを40年近く放棄したまま、
子どもの声は1%も聞かれないまま、特定の子どもへの差別を根拠づける法律ができていく。
これはだれが望んだことなのか?
このまま成立させるの? よくないよ。
 疑問に思う人、慎重に議論してほしい人、成立反対の人、廃案を望む人etc.
ぜひ、ご参集ください!!!

〈話す人〉
学校に行かなかったことのある人(不登校経験者)
伊藤書佳、和田葉月、橋本真希子 ほか交渉中

学校に行かなかったことのある人の親(不登校経験者の親)
交渉中

学校に行かなかったことのある人と付き合ってきた人
内田良子/子ども相談室モモの部屋、中島浩籌/日本社会臨床学会 ほか交渉中

学校に行っていた人や学校に行きたくなかったことのある人
池田賢市/中央大学教授、金井利之/東京大学教授 ほか交渉中

主催/子ども・教育・文化を考える会🐼
お問い合わせhttp://150909.jimdo.com/



急激に進行するグローバリゼーションの中で、多くの国民の暮らしにはかつてないひずみが重なり、困難が生み出されています。社会的に弱い立場にある子どもたちは、貧困、虐待、過度に競争的な教育、自己肯定感の低下など、より厳しい状況に取り巻かれています。 私たちには、これまでの議論の枠組み自体を仕切り直し、新たな社会展望を描くことが必要になっています。

とりわけ経済の効率・成長を優先する政策・制度改革の世界的動向にあって、社会はますます緊張を強めています。具体的には、家族、学校、企業、福祉など、あらゆる組織で資源や権 限、機会など、いかなる社会が公正なのかは論争的なテーマとなっています。そこで、私たちの学習会は、これら現実をじっくり構造的に把握することを目指します。

状況を課題整理し、すぐに制度・政策づくりに結ぶことは控え、これまでの社会や教育のあり様を問い直していこうと思います。

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教育と子どもと法(仮)



報告者 石井小夜子(弁護士)

      11 10日(木) 参議院議員会館会議室 B102 17:30~


         ※参議院議員会館の玄関を入ったところで通行証をお渡しします。


         主催/子ども・教育・文化を考える会

連絡先/ itou-ikefukurou@i.softbank.jp

090-2672-8435  (伊藤書佳)

当会の世話人でもある、心理カウンセラー・内田良子さんがNHKラジオに出演します。

NHK第1ラジオ
毎週月~金曜5時
『先読み!夕方ニュ―ス』  
 

11月1日(火)に出演します。

内田さんが出演するのは6時15分頃の特集「どうする不登校 過去最多」です。
ぜひ聞いてください。



STOP! 教育機会確保法案 1026 院内集会


10 26日(水)参議院議員会館会議室 B109 17:30~19:00

   話題提供者  池田賢市(中央大学)
         金井利之(東京大学)
         
高木千恵子(障害児を普通学校へ・全国連絡会)
         戸恒香苗(社会臨床学会)


       参加費無料  当日、入り口で通行証をお配りします。



161026院内集会チラシ


上記のほかに、高木千恵子さん(障害児を普通学校へ・全国連絡会)、戸恒香苗さん(社会臨床学会)にお話しいただけることになりました。この法案の問題点は不登校だけにかかわるものではありません。一緒に考えていきましょう。

ぜひご参加ください。


いわゆる「教育機会確保法案」に反対する集会が開かれます。
現在開かれている臨時国会で成立が目指されているこの法案の問題点をともに考えます。
ぜひご参加ください。



STOP!
 教育機会確保法案 10・26 院内集会

 日時:10月26日(水) 17:30~19:0

場所:参議院議員会館会議室 B109 

話題提供者:池田賢市(中央大学)・金井利之(東京大学)ほか

主催:不登校・ひきこもりについて当事者と語り合ういけふくろうの会
連絡先:090-2672-8435(伊藤)

※当日、入り口で通行証をお配りします。



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161026院内集会チラシ





ストップ!個別カルテ 共生共育計画をつくろう!パート2

 

日時:102日(日)午後130分~5

場所:烏山区民センター 3F集会室

プログラム


1.講演 池田賢市さん

  「多様な個性による問題の隠蔽」

   〜教育再生実行会議「第九次提言」を読んで〜


2.支援計画はこんなふうに作られる


3.各団体からのアピール


4.今後の運動の進め方

  ※集会後、続けて「交流会」も予定しています。



主催:障害児を普通学校へ・全国連絡会

TEL 03-5313-7832  FAX 03-5313-8052

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7月に開催された集会のパート2が開かれます。


以下はこの集会の趣旨と賛同を呼びかける文章です。

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ストップ「個別カルテ」 反対集会への賛同のお願い

 

5月15日に「文部科学省(以下、文科省)が障害のある子どもを小学校から高校まで一貫して支援し、進学や就労につなげるため、「個別カルテ(仮称)」を作るよう各校に義務付ける方針を固めた」という報道がされました。私達「障害児を普通学校へ・全国連絡会」(以下、全国連)は、この「個別カルテ」の報に、大きな危機感を覚えました。「学校にカルテ?」「障害のある子だけにカルテ?」「養護学校義務化に匹敵する大問題だ」等々多くの疑問や反対の声も寄せられました。

そこで全国連として反対の声をあげようと考え、「なぜ、今、個別カルテなのか」「なぜ、今、義務化なのか」、その問題点を共有しようと学習会を持ちました。学習会では、「個別カルテ」が提言された教育再生実行会議、あえて「カルテ」とし医学的な意味づけをしたこと、電子母子手帳とのつながり、また学校教育に留まらず卒業後のカルテづくりにも波及する等多くの問題点が出されました。また地域の学校でインクルーシブ教育が理解されていないこと、個人情報保護からの問題点も提起されました。

全国連としましては学習会の論議を受け、次の一歩として反対集会をすることにしました。問題点を整理し、運動の輪を広げていきたいと思っています。そのために、普通学級で共に学ぶことを求めている当事者の方々、各地区の共に学ぶ市民運動をされている皆さん、全国連とつながりのある団体、障害当事者の団体の方々に、「個別カルテ」についての声明の作成と反対集会への賛同のお願いをすることにしました。全国連の声明文と反対集会のお知らせをお届けします。

多くの皆さんと一緒に文科省へ「個別カルテ」の撤回を求めていきましょう。

 

                    2016年8月  障害児を普通学校へ・全国連絡会

                                 代表  長谷川 律子

連絡先: 157-0062 東京都世田谷区南烏山6-8-7楽多ビル3F

TEL 03-5313-7832   FAX 03-5313-8052

メールアドレス  i n f o z e n k o k u r e n . c o m

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この動きは障害のあるお子さんに対してのものですが、同様のことが不登校の子どもに対しても行われようとしています。
特定の子どもたちを分離・管理し、普通学級から排除しようとする国の動きは一貫しています。

関心を持たれた方はぜひご参加ください。


なお個別カルテの問題点について、全国連がまとめた文章はこちらです。

日本社会臨床学会(http://sharin.jp/)から「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案」の成立に反対する声明文(←ここをクリックするとダウンロードできます)が出されましたのでご紹介いたします。

(声明)「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保

等に関する法律案」の成立に反対する

 

2016 9 11

日本社会臨床学会運営委員会

 

私たち日本社会臨床学会運営委員会は、障害、能力、特性等によって人を分けないと

いう方向性を提起しながら、共に暮らすことを模索してきました。したがって、以下の

理由により、臨時国会で審議予定となっている「義務教育の 段階における普通教育に相

当する教育の機会の確保等に関する法律案」(以下、教育機会確保法案)の成立に反対

します。

 

本法案は第2条2項において、「不登校児童生徒」を、「相当の期間学校を欠席する

生徒のうち」「学校における集団の生活に関する心理的な負担その他の事由」によって

「就学困難な状況」にあると文部科学大臣が認めた者、と定義しています。

文科省は90年代に入ってから、「不登校」を病気とは捉えていませんし、「問題行動」

とも規定せず、どの児童生徒にも起こりうることと捉えています。児童生徒本人に原因

を求めようとする立場には警戒すべきとの言説もみられます。しかし、本法案では、「不

登校児童生徒」を特別に「困難な状況にある生徒」として規定しており、それはすなわ

ち、そうした生徒を特別な存在と見ていることになります。

そう規定した上で、学校における「適切な支援が組織的かつ継続的に行われる」よう、

「支援の状況に関わる情報」を「教職員、心理、福祉等に関する専門的な知識を有する

者その他の関係者相互間で共有することを促進する」(第9条)となっています。そし

て「学校以外の場において行う学習活動の状況」及び「不登校児童生徒の心身の状況」

を「継続的に把握するために必要な措置を講ずる」としています(第12条)。

学校・フリースクール・家庭など、場所によって人々が児童生徒を見る眼差しは違っ

ています。ある場所ある人たちとの出会いの中で、今までになかった視点に遭遇し、そ

れを契機に新しい生き方を模索し始めていく人も少なくありません。しかし、この法案

では、学校内外での支援が継続的に統一的に行われていくことが目指され、そのために、

情報の共有が求められています。このこと、つまり組織的、継続的、統一的な支援や情

報の共有・管理は、それぞれが持っている差異をなくし、均質化された関わりを作るこ

とにしかならないと危惧せざるをえません。

また、「不登校児童生徒」のために、「その実態に配慮して特別に編成された教育課程

に基づく教育を行う学校」を整備するとしています(第10条)。これはまさに生徒の実

態や状況・ケースに即した特別な支援・教育を行っていくということであり、さらなる

分離教育システムを形成することでもあります。

以上、この教育機会確保法案は、「不登校児童生徒」を特別な状況にある人と規定し、

組織的継続的な支援、情報共有・管理を行い、特別に編成された教育を実施することを

目指しています。これは、「不登校」に対するマイナスイメージと特別視を強め、分離

教育、新たな差別視へと向かうことにしかならないと考え、私たちは本法案の成立に反

対します。

 

連絡先

日本社会臨床学会事務局

191-8506 東京都日野市程久保2-1-1 明星大学明星教育センター 榎本達彦研究室

E-MAILshakai.rinsho@gmail.com

WEBhttp://sharin.jp

 


7月18日(月・休日)に「障害児を普通学校へ・全国連絡会」主催の学習会「ストップ!個別カルテ 共生共育計画をつくろう!」が鳥山区民センターで開かれます。皆さん是非ご参加ください。
詳細は下記のとおりです。
7月18日集会チラシ

    障害児を普通学校へ・全国連絡会 学習会

 ストップ!個別カルテ
  共生共育計画をつくろう!


 障害のある子どもの「個別カルテ(仮称)」作成を義務化?!文科省は何を考えているのでしょう・・・?いいえ、しっかりと考えているのです。教育再生実行会議の第9次提言に書かれています。子どもたちをさらに分離・管理しようとしているのです。許すことはできません。反対の声を挙げていきましょう。その第一歩として、問題を共有するための集会を開きます。そこからさらに運動を広げていきましょう。私たちが求めているのは、個別支援計画ではなく、共生共育のための計画です。たくさんの方の参加をお願いします。

プログラム: 1.カルテの出てきた経緯 (事務局より)
       2.カルテとは・・・?(医師の立場から)
       3.卒業後にも影響   (保護者・当事者)
       4.学校では指導計画はどのように作られ使われているか(教員)
       5.うちの子の教育支援計画を見て(保護者)
       6.今後に向けての討論

 日 時:  7月18日(月・休日)午後1時30分~4時30分

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 場 所:  烏山区民センター 3F 第4集会室 アクセスマップ
       世田谷区南烏山6-2-19
       (京王線千歳烏山駅下車:新宿寄りの改札を出て北側へ出る。駅前)
 参加費:  500円(資料代)
 チラシ:  7月18日学習会チラシ

 主 催:  障害児を普通学校へ・全国連絡会
       TEL 03-5313-7832 FAX 03-5313-8052



 この『個別カルテ』は「教育確保法(通称 不登校対策法)」の「第三章・第八条 支援の状況等に係る情報の共有の促進等」に対応する『児童生徒理解・教育支援シート』の内容に酷似しています。
文部行政が常に一歩先んじて着手する、「子どもの分離と管理」の本質を見抜き、共に反対の声を上げていきましょう。
7月16日(土)の集会に続いての学習会です。皆さん是非ご参加ください。

『児童生徒理解・教育支援シート』については、3月11日に開催された「不登校に関する調査研究協力者会議(第13回)」の配布資料『児童生徒理解・教育支援シートの作成と活用について(案)』より詳細を見ることができます。
また、同日の配布資料『不登校児童生徒への支援に関する最終報告(案)』もダウンロードが可能です。

7月16日(土)に「STOP! 教育機会確保法案 2016 夏の陣」が開かれます。
今回の集会は今まで7回にわたって開かれた集会や共同記者会見の中間総括となります。
また、今後の臨時国会にむけ課題の共有と争点を明確にして、今後の運動をどう展開すべきか、ともに考えたいと思います。
詳細は下記のとおりです。皆さんぜひご参加ください。

0716イベントチラシ

話題提供者: 石井 小夜子(弁護士)
       石川 憲彦 (林試の森クリニック院長・児童精神科医)
       金井 利之 (東京大学法学部教授、専門:行政学)


 日 時 : 2016
年7月16日(土) 18時00分~20時30分

5-sendagaya-new
 会 場 : 千駄ヶ谷区民会館
 
(アクセスマップ)
        東京都渋谷区神宮前1-1-10
        電話:03ー3402ー7854
 交 通 : JR山手線 原宿駅(竹下口)より徒歩約6分
        地下鉄千代田線 明治神宮前駅(2番出口)より徒歩約8分
 資料代 : 500円(不登校・ひきこもり当事者は無料です)
 定 員 : 60名 (予約していただければ助かります)
 予 約 : 
予約フォーム もしくは 090-2672-8435(伊藤)
 チラシ : 
0716イベントチラシ(伊藤書佳さん手書きの力作です)
 主 催 : 不登校・ひきこもりについて当事者と語りあう いけふくろうの会
 共 催 : 不登校とひきこもりを考える当事者と親の会ネットワーク
 詳 細 : 詳細はこちらから http://150909.jimdo.com/


 通称「不登校対策法案」(正式名称・義務教育の段階における普通教育に相当する教育機会の確保等に関する法律案)は先の通常国会で国会に提出されたものの、各方面からの反対の声や慎重審議を求める請願署名など多くの市民の声に押され、衆議院文部科学委員会での審議ができないまま閉会となりました。
法案は継続審議となり、参議院選挙後の臨時国会で再び審議されるものと予想されます。
 法案の審議が行われないことが決まった後の5月31日に開かれた超党派合同議連で馳文部科学大臣は「既に法案の成立を見越して、失礼ですが法案に即した学習支援のあり方、基本指針・基本計画などを準備している。法案がなくともできる限りのことをする」と述べました。馳大臣は国会閉会後の6月2日の定例記者会見でも同様のことを述べています。
言葉通り、文部科学省は次々に施策を打ち出してきました。
今回の話題提供者である金井利之氏(行政学)が昨年の11月2日の集会で指摘した「法案をつくらなくても行政がやろうと思えばできることばかりで、新しい法律の必要はない」と鋭く指摘した通りの展開になっています。
法案反対運動が拡がり法案の成立が阻止されたため、立法府がつくる法律がなくても順不同で行政府はやりたいことは着実に進めていく姿を明らかにしたのです。

 今回の集会では、文部科学省が着々と進める施策が先行し有名無実化しつつある法案、しかも「すべての小学生・中学生にとって、手かせ足かせになる不登校対策法はいらない」と再確認し、夜間中学部分を除いた法案の白紙撤回のためどうすればよいのかを、皆さんといっしょに考えたいと思います。
 立場の弱い子どもの立場に立って保護者や市民とともにインクルーシブ教育の本質に迫る児童精神科医の石川憲彦氏、教育差別や貧困から生まれる事件を受け止め少年法とともに歩んできた弁護士の石井小夜子氏、教育確保法案の問題点を鋭く分析・批判してきた行政学の金井利之氏、この3氏に豊富な経験と多角的な視点から法案について論じていただきたいと思っています。
 多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

2016年5月8日(日)に「越境ジャーナリスト集団」の例会「教育が危ない、とても危ない!」がパルテノン多摩(東京多摩市)で開催されます。
子どもと教育をめぐる危機的状況が各方面にひろがっています。問題と取組む各団体や専門家、市民などが合流して一緒に考え、話し合う機会が増えました。
例会には当ネットワーク共同代表の内田良子さんが参加し「不登校対策法案」について話題提供をします。
どうぞぜひご参加ください。ともに語り合いましょう。
※内田良子さんはこちらでもコラム「『不登校対策法』がもたらす子どもの危機」を書いています。

例会は盛況のうちに終了いたしました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
①ゴールデンウィーク明けの国会提出が目前に迫っている不登校対策法案と子どもはなぜ学校を休むのか。
②「日の丸・君が代」強制反対、予防訴訟をどう闘ってきたのか。
③安部政権の進めている国家のための教育改革はどこまで来ているのか。
3人の話題提供者が問題提起した後、活発な議論が展開されました。
教育を制する者が国家を制する、その危うさと怖さを実感させられる集会でした。

5月22日(日)には、「
日本社会臨床学会第24回総会」でシンポジウムⅡ「『不登校』問題をめぐる状況を考える」が開催されます。
興味のある方はぜひご参加ください。
http://ftk.blog.jp/archives/58755077.html


「越境ジャーナリスト集団」主宰の村上義雄さん (フリージャーナリスト、元朝日新聞編集委員)の了解を得て例会「教育が危ない、とても危ない!」の詳細を下記にお知らせいたします。PDF版
★以下が畳まれていたら、右の「続きを読む」をクリックしてください。

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2016年4月27日(水)に池田賢市さんがFMラジオ局J-WAVE(81.3FM)の「JAM THE WORLD」に出演され、「不登校対策法案」について反対の立場からお話ししていただける予定です。
池田賢市さんは「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案」通称「不登校対策法案」反対の3月23日の「院内集会」の講師や4月15日の「共同記者会見」の反対の意見表明に参加していただきました。
ぜひご聴取ください。


 放送局 :J-WAVE 81.3FM『J-WAVE 81.3FM』

 番組名 :JAM THE WORLD
     http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
 
放送日時:2016年4月27日(水)20:00~21:50
     
池田さんは20:50分頃から25分間の出演予定


池田 賢市(いけだ けんいち)中央大学文学部教授 専門分野:教育学
1962年、東京都足立区生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科中退。博士(教育学)。
大学では、国際比較教育学、教育制度・行政学などを担当。専門は、フランスにおける移民の子どもへの教育政策。
著書に『フランスの移民と学校教育』(明石書店)、『世界の公教育と宗教』(共著、東信堂)、『教育格差』(共編著、現代書館)、『法教育は何をめざすのか』(編著、アドバイテージサーバー)など。


下記に池田賢市さんの「不登校対策法案」反対の3月23日の「院内集会」の報告と4月15日の「共同記者会見」の反対の意見表明の録画動画がみられます。
なお、3月23日の「院内集会」の報告と4月15日の「共同記者会見」の録画動画はhttp://150909.jimdo.com/のサイトものです。今までの法案に係わる集会の録画動画や報告などが多数ありますのでぜひ訪れてみてください。
★以下が畳まれていたら、右の「続きを読む」をクリックしてください。
続きを読む

2016年5月21日・22日に「日本社会臨床学会第24回総会」が東京都北区滝野川会館で開催されます。
5月22日のシンポジウムⅡでは「『不登校』問題をめぐる状況を考える」が開かれ、「不登校対策法案」の動向や学校制度に関する問題、公教育そのものをどう捉えればよいのかなど多岐にわたる問題について考えを深める機会になると思います。
話題提供者は当ネットワークの集会や共同記者会見にも参加していただいた、山下耕平さん、石川憲彦さん、中島浩籌さんです。
興味のある方はぜひご参加ください。

詳細はこちらから。http://sharin.jp/annualmeeting/am24th.html
下記に「日本社会臨床学会」の了解を得て「シンポジウムⅡ『不登校』問題をめぐる状況を考える」を中心に転載いたします。
★以下が畳まれていたら、右の「続きを読む」をクリックしてください。

続きを読む

2016年3月22日に「障害児を普通学校へ・全国連絡会」より声明「『義務教育における普通教育に相当する教育機会の確保等に関する法律案』(座長案)の白紙撤回とインクルーシブ教育の推進を求める声明文」が出されました。3月23日に行われた法案反対の院内集会で配布されました。

1981年に発足した「障害児を普通学校へ・全国連絡会」は34年に及ぶ運動経験から、不登校対策法案が成立すれば、不登校をする子どもたちが分離、別学体制へ追いやられることを危惧し、法案の白紙撤回と「インクルーシブ教育」の推進を求める声明文です。

「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の了解を得て、下記に全文を転載させていただきます。(→PDF版
なお、「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の会報に掲載された意見文は以前に紹介させていただきました。

★以下が畳まれていたら、右の「続きを読む」をクリックしてください。
続きを読む

2016年4月1日に「公教育計画学会」より声明「『義務教育における普通教育に相当する教育機会の確保等に関する法律案』一旦、白紙撤回し、再検討を」が出されました。
3月11日の座長案について、不登校の子ども支援に関する部分を中心に問題点を指摘し、法案の白紙撤回及び再検討を求める声明です。
「『普通教育』のあり方を再考せず、無批判に包摂させる論理は危険」や「既存の施策体系で対応可能」など問題点を明確にし、示唆に富んだ内容です。

公教育計画学会の了解を得て、下記に全文を転載させていただきます。(→PDF版
なお、公教育計画学会の声明やメモにつきましては以前にも紹介させていただきました。

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さる1月22日に、当ネットワーク代表他4名が、NHK政策局文化福祉部4名(「ハートネットTV」制作スタッフを含む)の方と面会いたしましたので、ご報告いたします。


「ハートネットTV」では、番組に寄せられた当事者から寄せられたカキコミやメールの声をもとに、WEBと連動しながら当事者の悩みを解決する企画、“チエノバ”において、1・2月にシリーズ「不登校」を取り上げています。

先月1月28日(木)には、シリーズ第一回目の放送がありました。

NHK福祉局ポータル ハートネット

WEB連動企画“チエノバ”【2016年1・2月】不登校経験者の方へ あなたの「声」を聞かせてください。

この“チエノバ”の企画の一環として、昨年12月より、フリースクール・フリースペース・通信制高校などに所属する子どもをもつ保護者を対象に「不登校経験者の家庭学習実態調査」(アンケート)を実施されていました。番組サイト上でも、同じ調査が行われていました(こちらからご覧いただけます)。


このアンケートが各所で配布され始めてまもなく、不登校のお子さんを持つ親御さんから、当ネットワーク宛にアンケートに対する懸念のメッセージが届きました。

そこでは、ご自身のお子さんの実情から、「そもそも「多様な学び」を選ぶために、子どもは不登校になったのか?」という疑問が表されていました。

メッセージの一部を、下記に引用いたします。


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