不登校の子どもが危ない! STOP!「多様な教育機会確保法」

私たち「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク」は、不登校などの経験者と、親の立場の者の集まりです。「義務教育に相当する普通教育に関する多様な教育機会を確保するための法律案(通称:多様な教育機会確保法案)」についての情報共有と意見表明のために、このブログをひらきました。           

タグ:すぎなみフォーラム

 1月11日(月・祝)に、「不登校・ひきこもり・発達障害 ─子どもたちの『今』を考えるすぎなみフォーラム─」を開催しました(主催:特定非営利活動法人てんぐるま/共催:不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク/後援:杉並区教育委員会)。
 不登校やひきこもりのお子さんをもつ保護者の方々など、多数のご参加で満席となりました。

プログラム
 1)基調講演:内田良子(心理カウンセラー・子ども相談室 モモの部屋)
 2)発言:親の会から 下村小夜子(登校拒否を考える会 佐倉)
 3)発言:不登校の経験者から
 4)「多様な教育機会確保法案」(通称)について、概要と問題点の解説
 5)会場からの質問票をもとに、質疑応答とディスカッション

配布資料 みんなで考える「多様な教育機会確保法案」PDF版 ←クリックしてください

 法案の概要と当ネットワークが考える問題点の解説については、とてもわかりやすかったとのご感想をいただきました。上の配布資料をぜひごらんください。
 不登校をめぐる学校や社会の現状、当の子どもはどんな状態と気持ちでいるのか、親やまわりの大人たちはどのように居ることができるのか、ほんとうに必要なことはどんなことか…といった具体的な話に続けて、法案がもつ問題点を、子どもの側の視点からお伝えできたと思います。

 法案の解説者から出た
「私たち自身は不登校と呼ばれることを望んでいない。大人の都合で勝手にそう名づけられているだけだ」
ということばは、法案にとどまらない「不登校問題」の大きな本質を表しています。

 「STOP! 多様な教育機会確保法案キャラバン」は、「STOP! 多様な教育機会確保法案 1.30緊急フォーラム」(1月30日 島根県松江市)、「STOP!『多様な(き)教育機会確保法案」講演集会』」(2月17日 東京都渋谷区)と続きます。詳細は⇒こちら
 ひきつづきどうぞよろしくお願いいたします!

 あけましておめでとうございます。
 当ネットワークでは、今後も「多様な教育機会確保法案」(略称;どうやら「多様な」の語はなくなり、ますます「多様」から離れていっているようですが)の白紙撤回に向けて活動をつづけていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 年明けは1月11日(月・祝)に、「不登校・ひきこもり・発達障害 ─子どもたちの『今』を考えるすぎなみフォーラム─」を開催します。
 不登校はどの子にも起こりうる。現在、不登校の小中学生は12万人に達し、社会への深刻な問題提起となっています。不登校やひきこもりについて、また、不登校対策として新しく作られようとしている法律について、子どもを育てる親として考えること・支援できることをフォーラム形式で考えます。


不登校・ひきこもり・発達障害 ─子どもたちの「今」を考えるすぎなみフォーラム─


日時 2016年1月11日(月・祝) 13:30開場/14:00開会 17:30閉会
会場 東京都杉並区高井戸東3–7
   高井戸地域区民センター(京王井の頭線「高井戸」徒歩3分) 第7・8集会室
参加費 500円
定 員 70名(申し込み順) ※なるべくご予約下さい。
参加お申し込み
★電話 090-6017-3400(下村)
★メール info(あっとまーく)tenguruma.org

主催:特定非営利活動法人てんぐるま
共催:不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク
後援:杉並区教育委員会
facebook: https://goo.gl/Afc1Xp

プログラム

基調講演:内田良子(心理カウンセラー・子ども相談室 モモの部屋)
発言:親の会から 下村小夜子(登校拒否を考える会 佐倉)
法案について:通称「多様な教育機会確保法案」について
ディスカッション


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