障害児・者、また困窮のため学習困難な子どもたちなどの支援活動を行っている「NPO法人いっぽ」の「いっぽ通信」に、9月9日の「9・9緊急大検討会」に参加しての所感が掲載されました。許可を得て、以下に転載させていただきます。
 今回の法案については、障害児・者を支援する団体・個人からも多くの懸念・反対の声が上がっています。
 この法案は、現在不登校の状態にある子どもたちだけでなく、障害児やいわゆる発達障害など弱い立場にある子どもたち、ひいてはすべての子どもたちに影響のある法案です。条文の内容だけで「賛成」「反対」と判断するのではなく、現在の社会状況や政府の方向性の全体、これまでの教育行政の経緯の全体をみて、そのなかで、この法案の成立がどのような事態につながりうるのかを多角的に考えていくことが、ほんとうに必要だと思います。続きを読む