11月2日の「STOP!『多様な教育機会確保法案』 不登校の子どもの権利があぶない! 11.2フォーラム」での、石井小夜子さん(弁護士)による講演の要約です。
 これは当ネットワークの藤本なほ子(これを書いている私です)が、講演を拝聴しての覚え書きとして作成したもので、文責は藤本にあります。石井さんの意図とは異なる部分もあるかもしれない点、ご承知おきください。

石井小夜子弁護士 講演の概要(2015年11月2日) ←クリックすると開きます

 講演は、ネットワークからの「法案をめぐる12の質問」に石井さんが答えるという形で行われました。当日、石井さんご自身が用意されたレジュメは→こちらにあります(本文の注で参照している「石井小夜子多様な教育機会QA資料」 「憲法89条とフリースクールへの援助」はこのレジュメです)。併せてご参照ください。リンク先では当日の講演映像もごらんいただけます。
 集会のようすは、毎日新聞(11月16日付)で報道されています→こちら

【「反対要望」への賛同のお願い】
 当ネットワークでは、法案の国会上程に対する「反対要望」への賛同人を募っています。こちら
 反対要望書は、関係する国会議員などに随時提出していきます。お寄せいただいたコメントは、すべて議員にお伝えします。
 朝日新聞などで法案の議員立法がまとまったと報道されていますが、家庭で過ごす不登校の子どもやその保護者を追いつめる恐れが非常に大きいことは変わりないようです。報道されている法案内容では、「学校復帰をめざす」ことが前提にされている点、不登校の子どもにとってはますますつらいものになったとも考えられます(その点、当初の「多様な学びを保障する」という当初の趣旨からは、法案の内容がだいぶずれてきていると思います。法案名の「多様な」という語もなくなっています)。私たちはひきつづき、法案の国会上程に反対し、議員交渉などをつづけてまいります。ご賛同・ご参加を、ぜひよろしくお願いいたします。
 なお、これまでのご賛同者氏名・コメントは→こちらでご覧いただけます。(公開可とされた方のみ)